松下幸之助も実践した「陽転思考」の意味と考え方を解説

人生には、いいときもあれば、悪いときもありますよね。

今人生が悪い方向に進んでいて、人生を好転させたいと願っている人はいるかもしれません。

人生を好転させたい人に試して欲しいのが、陽転思考です。

今回は人生を好転させる、陽転思考についてわかりやすく解説します。

陽転思考の意味や陽転思考に関するおすすめ書籍なども紹介します。

最近あまり元気がない人、人生を良くしたいと思っている人に読んで欲しい内容になっています。

目次

陽転思考の意味とは?

「陽転思考ってどういう意味?」と陽転思考の意味を知らない人も多いと思います。

陽転思考とは、いいことも悪いことも1つの事実として受け入れて、悪いことからもいい面を探し出すことです。

陽転思考は悪いことがあっても、忘れよう、考えないようにしようということではありません。

悪いことも1つの事実として受け入れて、その事実からいい面悪い面の両方を考え、自分で選択していく考え方です。

例えば、休日に寝坊してお昼に起きてしまったという事実があったとします。

陽転思考の意味で捉えると、まずはお昼に起きたことにクヨクヨせずに、事実を受け入れます。

その後に、お昼に起きたことのいい面である「ぐっすり寝むれたこと」と、悪い面である

「時間を無駄にしてしまったこと」という2つの考え方を探します。

そして、いい面である「ぐっすり寝むれたこと」を選択します。

お昼に起きてしまった事実から、「ぐっすり寝むれたこと」を選択するように、1つの事実に対して2つの考えを出し、選択することが陽転思考の意味になります。

陽転思考をすることにより、嫌なことがあっても、いい面を選択して、人生を好転させていけるのです。

陽転思考の意味を知っていると、日頃の生活で嫌なことがあっても、クヨクヨせずに済みます。

  • 道が混んでいた
  • 忘れ物をした
  • 家事がたくさんある

などのことが日常で起こっても、陽転思考の考え方で、いい面を探し、前向きになれます。

陽転思考はポジティブシンキングと違う?

ここまでで、「陽転思考ってつまりポジティブシンキングのこと?」と思った人はいませんか?

結論を先に話すと、陽転思考はポジティブシンキングとは違います。

陽転思考とポジティブシンキングの違いは、起こった事実を受け入れるか、受け入れないかの違いです。

陽転思考はネガティブなことも受け入れて、その中からいい面と悪い面を探します。

ポジティブシンキングは、ネガティブなことがあっても、ネガティブと考えずに、ポジティブに変換する考え方です。

そのため、ボジティブシンキングは起こったことに対して、長所の部分しか目を向けません。

陽転思考とかなり違いますよね。

陽転思考とポジティブシンキングは似ているような気がしますが、事実を受け入れるか受け入れないかの違いがあるのです。

ポジティブシンキングでは、うまくいかない人もいる

よく「嫌なことがあっても、ポジティブシンキングで前向きになろう」と言っている人がいますよね。

ポジティブシンキングの考え方は、元から明るく前向きな人には、とても効果があります。

しかし、

  • 真面目な人
  • 心配性な人
  • 親切な人

はポジティブシンキングによって、無理に前向きに考えすぎてしまいます。

その結果、心身ともに疲れる場合があります。

真面目な人や心配性な人は、ポジティブに物事を考えても、不安な気持ちは襲ってきます。

「不安な気持ちを消すために、無理に前向きなことを考える」を繰り返していくと、体が疲れてしまうのです。

私も仕事で失敗したときに、失敗したことを考えずに、とにかく前向きに考えるようにしていた時期がありました。

しかし、前向きに考えても、失敗した事実は仕事中に思い出されてしまいます。

失敗した事実を思い出されると、仕事には集中できませんでした。

無理に前向きに考えるのは、自分に向いていないかもと感じました。

私のように、ポジティブシンキングでうまくいかない人はいます。

ポジティブシンキングが合わない人におすすめなのが、陽転思考です。

陽転思考の考え方を取り入れることにより、人生を好転させるきっかけになるかもしれませんよ。

陽転思考を学べるおすすめ書籍

「人生を好転させたい」

「陽転思考の考え方を学びたい」

という人におすすめの書籍が、【人生を好転させる「新・陽転思考」】です。

この【人生を好転させる「新・陽転思考」】の著者である、和田裕美さんは陽転思考によって、多くの不幸があっても、人生を好転させてきました。

そのため、【人生を好転させる「新・陽転思考」】は和田裕美さんだからこそ書ける、陽転思考についての書籍になっています。

【人生を好転させる「新・陽転思考」】には、

  • 陽転思考を身につける方法
  • 陽転思考を身につけることのメリット
  • 実際の例を用いての陽転思考の考え方
  • 陽転思考を定着させる方法

が書かれています。

どれも気になりますね。

陽転思考を自分に身に付けて、人生を好転させたいと考えている人はぜひ読んで欲しい1冊です。

【人生を好転させる「新・陽転思考」】から学ぶ、陽転思考の実践方法

ここで【人生を好転させる「新・陽転思考」】で紹介されている、陽転思考の実践方法を1つ紹介します。

陽転思考の実践方法は「起こった事実からよかったと思うことを探す」です。

最初にも説明しましたが、陽転思考は、起こった事実に対して、2つの考え方を探します。

起きた事実のいい面と悪い面です。

つまり、よかったことと悪かったことになります。

起こった事実に悪かったことは誰でも考えられます。

しかし、陽転思考の実践方法は、悪かったことだけでなく良かったことも考えるのです。

よかったことを探すことにより、悪かったことを考えるよりも、気持ちが落ち込まずによい方向に切り替えられます。

具体的には、「仕事に遅刻してしまった。どうしよう」となった場合です。

よくあるシチュエーションですね。

仕事に遅刻したらまずは、「会社の人に怒られてしまう」と思うかもしれませんね。

しかし、悪かったことだけを考えるのでなく、さらに遅刻した事実からよかったことを探すのが陽転思考の実践方法です。

  • この時間に家を出ると遅刻することがわかってよかった
  • 無事に会社に着いてよかった

などです。

よかったことを考えることで、会社でも遅刻したことでクヨクヨにせずに仕事をすることができます。

この「目の前の事実からよかったと思うことを探す」を繰り返すことにより、陽転思考を実践できます。

私も陽転思考を実践方法を試したおかげで、気持ちが切り替えられたことがあります。

以前の私は体調が悪くて、仕事を休んでしまうときに、いつも罪悪感がありました。

しかし、陽転思考を実践した結果、今では仕事を休んだときは、「ゆっくり家で休めてよかった」「明日からまた仕事がんばれるからよかった」と思えるようになり、気持ちが切り替えられました。

私が試したように、陽転思考の実践方法は、起こった事実に対してよかったことを考えることです。

陽転思考を実践すると気持ちを切り替えることができるので、試してみてください。

【人生を好転させる「新・陽転思考」】から学ぶ、陽転思考を実践して起こる変化

陽転思考を実践して起こる変化も、【人生を好転させる「新・陽転思考」】では書かれています。

どうなるか興味ありませんか?

ということで、陽転思考を実践して起こる変化も1つ紹介します。

陽転思考を実践して起こる変化は悩みがなくなることです。

陽転思考を実践することにより、悩みがあっても、その悩みに対する、よかったことを考えられるようになり、クヨクヨせずに前向きな気持ちになります。

私たちには、多くの悩みがあると思います。

「将来に対して不安がある」

「人間関係がうまくいかない」

「自分には何ができるかわからない」

などです。

このような悩みにずっと囚われていると、時間を無駄に過ごしてしまいます。

時間は有限ですよね。

悩みに時間を無駄にしないためにも、陽転思考の考えは必要です。

陽転思考の考えにより、悩みがよかったことに変化します。

そうなると、自然に悩みは消えていきます。

私にも悩みにずっと囚われていた時期がありました。

「うまくいかなかったらどうしよう」

「自分ができるか心配だ」

と悩み、時間を無駄にしていました。

しかし、【人生を好転させる「新・陽転思考」】を知ったおかげで、自分の悩みの中に、よかったを探せるようになりました。

その後から、悩みは無くなっていきました。

陽転思考を実践することにより、私は悩みがなくなる変化を体験しました。

悩みがなくなると、自然と人生は好転していきますよね。

人生を好転させたいなら、陽転思考の考えは大切だと実感しました。

人生を好転させる、陽転思考とは? まとめ

今回は陽転思考について解説しました。

陽転思考の意味はいいことも悪いことも1つの事実として受け入れて、いい面と悪い面を探し出すことです。

陽転思考の考え方を持つことにより、1つの事実から、2つの考えを持てるようになります。

2つの考えの中からよかったを選ぶことにより、人生を好転させていけるのが陽転思考でした。

人生を好転させる陽転思考については【人生を好転させる「新・陽転思考」】で詳しく書いてあります。

陽転思考を身に付けたい人にはおすすめなので、読んでみてください。

ネガティブなことも無理に前向きに考える、ポジティブシンキングを実践していたら、どこかで限界を迎えていたと思います。

私にも、陽転思考の考えが、人生を好転させると実感した経験があります。

私が、就職活動をしているとき、何度面接しても、受かりませんでした。

面接が通らない事実に私はずっと悩んでいました。

しかし、このままではダメだと思い、面接が通らないことを受け入れました。

そして、今回の面接でできたこと、学んだことを考えて、次の面接に繋げました。

その結果、希望の会社に内定をもらうことができたのです。

後になって、内定をもらうことができたこの考え方は、陽転思考だと知りました。

陽転思考の考え方を知ったときに、人生を好転させるには、陽転思考が大事と気づきました。

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