スラムダンクの名言「勝てば官軍」の意味と考え方を解説

スラムダンクの映画が興行収入100億円を突破しましたね。

スラムダンク好きな人は映画館に足を運んだ人も多いのではないでしょうか。

そんな大人気バスケ漫画のスラムダンクでは、多くの名言が残されています。

スラムダンクの名言の中の1つが「勝てば官軍」です。

この「勝てば官軍」の考え方は、スポーツで使われるだけでなく、ビジネスや起業する上でもとても重要になります。

ビジネスにおいての「勝てば官軍」の重要さを教えてくれる本が、藤田田さんの書籍「勝てば官軍」です。

今回はスラムダンクの名言でもあり、ビジネスにおいて重要である「勝てば官軍」の意味や考え方を解説します。

さらに、藤田田さんの書籍「勝てば官軍」の内容をわかりやすくご紹介します。

目次

スラムダンクの名言「勝てば官軍」の意味は?

「勝てば官軍」の意味は、争いに勝った方が正しく、負けた方が間違ったとされることです。

どんなやり方や理由で戦っても、最後に勝った方が正義となります

「勝てば官軍 負ければ賊軍」という言い方もしますね。

それでは、どこから「勝てば官軍」の言葉が生まれたのでしょうか。

「勝てば官軍」の由来は、戊辰戦争です。

戊辰戦争の明治維新軍と徳川幕府軍の争いで、天皇はこの争いで勝った方を官軍、つまり天皇の正規軍としたことから「勝てば官軍」の言葉が生まれました。

「勝てば官軍」スラムダンクでは、豊玉の北野監督の名言

「勝てば官軍」はよくスポーツの場面で使われることが多いですね。

その中でもスラムダンクの名言が有名です。

勝てば官軍」ゆうてな初めて大阪を制した時はわいのやり方は絶賛された けど大阪1位が当たり前のようになってくると今度は何で全国で勝てへんのや言うもんがでてきた

この名言を覚えている人も多いと思います。

スラムダンクの名言である「勝てば官軍」は、大阪府代表の豊玉高校の元監督である北野監督が言った言葉です。

豊玉高校は、主人公の桜木花道が所属している湘北高校が全国1回戦で対戦する高校ですね。

豊玉高校で監督をしていた北野監督は、全国へと導く名監督でした。

しかし、豊玉高校が全国へと行くのが当たり前になり、全国の成績もベスト8までしか残せませんでした。

その結果、北野監督は豊玉高校の監督を解雇されてしまうのです。

その時に、北野監督が教え子に言った言葉が「勝てば官軍」になります。

スポーツの世界では、勝つと賞賛されます。

ところが、勝てなくなると北野監督のように解雇されてしまう厳しい世界です。

このスポーツの厳しい世界を表現しているのが「勝てば官軍」の意味になります。

それだけスポーツのような争いには、「勝てば官軍」の考え方は重要になります。

スラムダンク名言「勝てば官軍」はビジネスでも重要

スポーツだけでなく、ビジネスでも「勝てば官軍」の考え方はとても重要です。

その理由は、ビジネスは、どんな手を使っても儲けることが大事な厳しい世界であり、勝てば官軍、負ければ倒産となるからです。

バスケットボールのようにお互いが勝利を目指して戦っているように、ビジネスの世界では、取引相手も、自分たちが儲けることを目指しています。

なので、自分が儲けるためには、相手よりも儲けて勝つ必要があります。

どんな手を使っても勝って儲けた方が、ビジネスの世界では正義なのです。

スラムダンクの名言のように「勝てば官軍」はスポーツだけでなく、ビジネスの世界でも重要になります。

ビジネスにおいての「勝てば官軍」はこの後でもっと詳しくご紹介しますね。

スラムダンク名言「勝てば官軍」のビジネス版が学べるのが藤田田さんの書籍

ビジネスでの「勝てば官軍」の考え方が学べるのが、藤田田さんの書籍「勝てば官軍」です。

藤田田さんは、日本マクドナルドの創業者であり、日本にマクドナルドを広めた人です。

さらに、ソフトバンク会長の孫正義さんが、藤田田さんの書籍に感銘を受けて何度も会いに行ったほどの人物です。

書籍「勝てば官軍」は、藤田田さんのビジネスで成功する法則が紹介されています。

私もフリーランスとして成功したいと考えていますが、書籍「勝てば官軍」はとても参考になる内容でした。

他にも、

“商いに携わる人、起業志望者も読んでおくべき”

“令和の時代でも色褪せない、むしろ令和時代を生き抜くヒントとなる言葉が散りばめられている。”

などの読んだ人の感想があります。

書籍「勝てば官軍」は、これからビジネスで成功したいフリーランスや起業家におすすめの本です。

藤田田さん著作「勝てば官軍」から3つの成功する法則

藤田田さんの書籍「勝てば官軍」の成功する法則が気になる人も多いのではと思います。

ここからは書籍「勝てば官軍」から成功する法則を3つ紹介しますね。

勝てば官軍の論理しかない

スラムダンクの名言であり、本のタイトルにもなっているビジネスの考え方ですね。

ビジネスの世界では勝てば官軍であると、藤田田さんは考えています。

なぜなら、ビジネスの世界では少しでも油断すると、なにもかもむしりとられてしまうからです。

日本人は性善説をとっていて、相手は自分を騙したり、陥れたりはしないだろうと考えている人が多いです。

日本人が性善説をとっている理由は、ドラマやアニメで善は最後には勝ち、悪は最後には負けるというモラルに慣れ親しんでいるからです。

しかし、ビジネスの世界では性善説は通用しません。

性善説をとると相手に出し抜かれ、自分たちが倒産となってしまいます。

そのため、ビジネスでは相手は騙してくる、自分を出し抜こうとしていると考えます。

油断しないように「性悪説」をとるのです。

例えば、

・少しでも自分たちの利益となるように交渉する

・取引先がどんなに信頼できる相手でも、自分たちが不利となる情報は言わない

・契約のときは、相手のことを信用せずに細かい内容まで確認する

などですね。

ビジネスの世界では弱肉強食で、性悪説を持ってでも、勝たないといけないことから「勝てば官軍の論理しかない」になります。

ビジネス成功のサーチライトは二つある

ビジネル成功のサーチライト(方向性)は2つあります。

・西欧化

・時間を節約する

です。

1つ目の「西欧化」は、ビジネスの方向が西欧化に向かっているのかです。

日本は西欧の文化を取り入れて発展してきました。

日本は昔は畳の上で寝ていたが、今ではベッドで寝るようになり、和式便所から洋式便所に変わってきたように、日本は西欧の文化を取り入れてきました。

そして、西欧の文化に取り入れている中で、ビジネスが生まれてくるのです。

なので、もしビジネスが上手くいっていないときは、「西欧化」に逆行していないかを判断することが大事です。

2つ目の「時間を節約する」は、ビジネスが時間を節約する方向に向かっているのかです。

今の時代は、時間を節約する方向に向かっています。

移動せずに、ネットで人とコミュニケーションを取れるよになったり、新幹線がさまざまな場所で開通したりなどしています。

「時は金なり」の言葉があるように、時間を節約する商売でないと、成功しないようになってきている時代になります。

なにかビジネスをするときはこの「西欧化」と「時間を節約する」の方向性を意識することが成功するには大事となりますね。

1パーセント狙っても十分ペイできる

ビジネスのターゲットは1パーセントを狙っても、十分成功できます。

ビジネスをするときは、ターゲットを調査して商品を販売します。

そのターゲットを絞ることがビジネスで成功する上で大事になります。

今の時代は、価値観がさまざまで、趣味嗜好も人それぞれ違います。

広いターゲットに向けて商品を販売しても売れません。

1パーセントだけに狙ったターゲットであっても、需要は十分にあるので、ビジネスで成功できます。

例えば、30代の妻と子がいる営業マンで、賃貸に住んでおり、将来に不安があるから副業を考えている人をターゲットにするなどですね。

ビジネスでは、1パーセントを狙っても十分ペイできるのです。

『スラムダンクの名言「勝てば官軍」の意味と考え方を解説』 まとめ

今回は、スラムダンクの名言であり、ビジネスにおいて重要な考え方である「勝てば官軍」について意味と考え方を解説しました。

あのスラムダンクの名言が、ビジネスにおいても重要なことを知らなかった人も多いのではないでしょうか。

私も、藤田田さんの書籍「勝てば官軍」を読むまでは、ビジネスで「勝てば官軍」の考え方を意識はしていませんでした。

しかし、書籍「勝てば官軍」を読んで、ビジネスはとにかく儲けて勝った方が正義であることを知りました。

今の自分のビジネスにおいての甘い考え方を捨てないといけないと思いました。

このように、藤田田さんの書籍「勝てば官軍」はビジネスで成功する上で大事な考え方を教えてくれます。

ビジネスで成功したいフリーランスや起業する人は読んでみてはいかがでしょうか。

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