20代を後悔なく有意義に過ごしたいと考えていませんか?
20代は人生の中でとても大事な期間ですよね。
学生から社会に出て、出世、転職、結婚など、その後の人生に大きな影響与えるのが20代です。
そんな大事な期間である20代を後悔なく過ごしたいと思っている人に読んで欲しいのが、書籍『20代で得た知見』です。
『20代で得た知見』は若い人に向けて後悔のない人生を送るためのヒントがまとめられています。
今回は書籍『20代で得た知見』をわかりやすく要約して、20代を後悔なく過ごすヒントをお伝えします。
【要約】『20代で得た知見』とは?
『20代で得た知見』は人生で後悔せずに生きていくためのヒントが書かれているエッセイ本です。
作者は小説家である「F」です。
今30代の「F」さんが20代のときに感じたこと、体験したことを交えて、人生をより良く生きるためのアドバイスが書かれているのが、『20代で得た知見』となっています。
『20代で得た知見』を読んだとき私は、この内容をもっと早く知りたかったと思いました。
どの知見も自分に当てはまるものばかりで、とても私の心に刺さりました。
【要約】『20代で得た知見』の中から5つの知見を紹介
『20代で得た知見』は、作者である「F」さんが感じた知見が1つずつ紹介されています。
知見の数は、全部合わせると183個です。
どの知見も自分の生き方や人生について考えさられるものばかりでした。
今回は、その183個の知見から私の心に響いたものを5つご紹介します。
20代に自信はいらない
自信がなくて悩んでいる人はいませんか?
『20代で得た知見』では20代に自信はいらないと書いてあります。
なぜなら、自信がないからこそ、人は自信をつけたいと思い、行動するからです。
自信がないことが武器になります。
例えば、20代のときに仕事に自信がないと悩んでいた場合です。
仕事に自信がないからこそ、もっと仕事を頑張ったり、上司や先輩に相談したりして、仕事をできるように努力をしますよね。
反対に、仕事に自信があると、その時点で満足してしまい、仕事の中で努力はしなくなってしまいます。
そのため『20代で得た知見』では、20代に自信はいらないと伝えています。
私は「20代に自信はいらない」の知見を読んだときは、その通りだなと思いました。
私自身、自信がないからこそ行動して成長できたことがあるからです。
そのため、「20代に自信はいらない」にとても共感しましたね。
継続しない選択
『20代で得た知見』では、継続しない選択もしても良いと伝えています。
継続しない選択をしてもいい理由は、本質的に向いていないこと、嫌いなことを続ける時間がもったいないからです。
日本は、「石の上にも3年」という言葉があるように、継続することが大事であり、当たり前という考えがありますよね。
そして、継続ができない人は「三日坊主」の言葉のように、ダメな人間というような考えがあると思います。
私も「継続することが大事」と言っている大人に何人も出会ってきました。
しかし、『20代で得た知見』の作者である「F」さんは、継続が大事と言っている人は、継続して偶然上手くいった人であり、継続して上手くいかなかった人もいると伝えています。
「F」さんの「継続しない選択」の知見を読んだときは、私はとても勇気をもらいました。
私自身、継続することが苦手で、周りの人から冷たい目で見られた経験があるからです。
私のように、継続することが苦手な人もいると思うので、「継続しない選択」が広まって欲しいと強く思いました。
完璧主義はミケランジェロだけでよい
完璧主義になってしまう人は多いと思います。
しかし、『20代で得た知見』では、完璧主義になると一歩も行動できなくなると伝えています。
完璧主義な人は、自分が完璧な状態になってから動き始めると考えていると思いますが、完璧な状態は一生来ません。
「私のことかも」と当てはまり人はいませんか?
完璧主義な人にベストなタイミングは永遠に来ないです。
行動しながら、走りながら自分に必要なものを揃えていく必要があります。
例えば、副業やりたいと考えている人がいたとしましょう。
- 自分に副業で稼ぐスキルがない
- 忙しくて時間がない
- 上手くいくか不安
と考えて副業やりたいと思っていながらも、やらない人はいると思います。
しかし、副業やりたいと考えているなら、とにかくやるべきです。
副業をとりあえず始めながら、スキルをつけたり、時間を作ったりするのです。
完璧主義になると何も行動できなくなるので、考えずにに行動することが大事と「F」さんは伝えています。
私も完璧主義なところがあって、行動できなくなることがあります。
行動できなくなったときは、「完璧主義はミケランジェロだけでよい」という言葉を思い出します。
初心者であることを恥じない
何か新しいことを始めるときに、初心者であることを恥ずかしいと思っていませんか?
『20代で得た知見』の作者「F」さんは、初心者であることを恥じないで、たんたんと続けるしかないと伝えています。
なぜなら、続ければいつかは初心者でなくなるからです。
初心者のころは恥ずかしいという感情を持たずにたんたんと続けていくこと大事です。
私も初心者のときの何もできない自分はカッコ悪いという思いがあったので、「初心者であることを恥じない」は心に響きました。
仕事や趣味で新しいことを始めるときは、初心者であることを恥じずにたんたんと続けていきます。
優しい人は冷たい人 冷たい人は優しい人
『20代で得た知見』では、優しい人は冷たい人であり、冷たい人は優しい人であると伝えています。
優しそうに見える人は、人に関心がないか、人に期待しないから寛容に見えるだけです。
そして、冷たい人は人間関係に失敗してきた経験があるから、人に冷たいように見えるだけで、一度心を許すととことん優しくなるのです。
そのため、「優しい人は冷たい人 冷たい人は優しい人」となります。
私の周りに優しいけど冷たい人は確かにいるかもしれません。
そして最初、感じの悪い人でも仲良くなると、とてもいい人だったこともありました。
そのため、「優しい人は冷たい人 冷たい人は優しい人」にとても納得しました。
どっちがいいとか悪いとかではないとは思いますが、人間関係でとても大事なことだなと感じましたね。
『20代で得た知見』を要約 まとめ
今回は『20代で得た知見』を要約して、5つの知見をご紹介しました。
「共感できる」と思った人は多いのではないでしょうか。
もし、「共感できる」と思った人はぜひ『20代で得た知見』を読んでみてください。
『20代で得た知見』では今回紹介した知見以外にも、「F」さんの知見が数多く書かれています。
小説家である「F」さんらしい、独特の文章と知見なので、自己啓発本が苦手な人にもおすすめです。
後悔のない人生を送りたいと考えている人は読んでみてはいかがでしょうか。